地上においても霊界においても、
道徳的、精神的ないし霊的問題に関連してある決断を迫られる事態に直面した時、
正常な人間であれば
“良心” が進むべき道について適確な指示を与えうる、というのが私の考えです。
神によって植えつけられた霊性の一部である良心が瞬間的に前面に出て、
進むべきコースを指示します。
問題は、
その指示が出たあとから、
それとは別の側面が出しゃばりはじめることです。
偏見がそれであり、欲望がそれです。
良心の命令を気に食わなく思う人間性があれこれと理屈を言い始め、
何かほかによい解決法があるはずだと言い訳を始め、
しばしばそれを “正当化” してしまいます。
しかし、いかに弁明し、いかに知らぬふりをしてみても、
良心の声がすでに最も正しい道を指示しております。
『シルバー・バーチの霊訓(6)』
(近藤千雄訳)
潮文社、1986、p.161
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