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心霊治療の意義

  • 執筆者の写真: Yoshio Kobayashi
    Yoshio Kobayashi
  • 6月6日
  • 読了時間: 2分

シルバーバーチの言葉


病気治療も、霊的交信を通じての慰めも、さまざまな霊的現象も、究極的には人間が例外なく神の分霊であること、


すなわち霊的存在であるというメッセージに目を向けさせてはじめて意義があり、神から授かった霊的遺産を我がものとし宿命を成就するためには、ぜひその理解が必要です。


それが困難な仕事であることは私もよく承知しております。


が、偉大な仕事ほど困難が伴うものなのです。


霊的な悟りを得ることは容易ではありません。


とても孤独な道です。


それは当然のことでしょう。


もしも人類の登るべき高所がいとも簡単にたどりつくことができるとしたら、それは登ってみるほどの価値はないことになります。


安易さ、呑ん気さ、怠惰の中では魂は目を開きません。


刻苦と奮闘と難儀の中にあってはじめて目を覚まします。


これまで、魂の成長が安易に得られるように配慮されたことは一度たりともありません。


あなた方が治療なさる様子を見ていとも簡単に行っているように思う人は、表面しか見ていない人です。


今日の頂上に到達するまでには、その背景に永年の努カの積み重ねがあったことを知りません。


治療を受ける者が満足しても、あなた方は満足してはなりません。


一つの山頂を極めたら、その先にまた別の山頂がそびえていることを自覚しなくてはいけません。


『シルバー・バーチの霊訓(6)』

潮文社、1986, pp.13-14





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