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星の数が増えていく夜空



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家にいても怒りが治まらなくて

一人

夜の登山に出掛けた



山に登る間は悲しみや

辛さを忘れられた



立ち止まると

得体の知れない何かが

襲ってくるようで



ただひたすら足と手を

動かし続ける



誰にも会うことはない



気づくと山の頂きに

立っていた



月明りに照らされ

白く輝く

二羽の鳥が



星くずをまき散らしながら

月明りの方へ

飛んでいく



私の中に入ってきた

星くずは

ひんやりと冷たい



上にも下にも前にも後ろにも

広がる星空は

より一層輝いていた



★★★



星くずが

降ってくるのを

見たい気分



★★★



もっと癒されたい方は、のぞいてみてね。






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