良心に従ってYoshio Kobayashi11月1日読了時間: 2分 霊界の仕組みはどうなっているのでしょうか。 シルバーバーチの言葉から簡単にわかりやすく説明してみますね。 霊界にはお金は持っていけません。 物質は何一つ持っていけませんが、これは何となく想像がつきますよね。 地位も権力も持っていけませんので、どんなに偉くなっても霊界では通用しません。 ですから、権力があって、大金持ちで地上界では偉い人でも、霊界では偉い人とは限りません。 霊界に持っていけるのは、性格で、悪い性格も良い性格も持っていけます。 霊界に行った最初の頃は、地上界で利己的な人は霊界でも利己的ですし、地上界で強い恨みを持っていた場合は霊界でもその悪い性格はある時期までは残ります。 しかし、悪い性格はそれだけで霊界での苦しみを味わうので時期が来ると直っていきます。 良い性格、例えば、人にやさしいとか、親切にするなどの人のための性格は霊界ではとても評価されて、高いヒエラルキー(階層)が与えられます。 人のために尽くす人が地上的な言い方をすれば「偉い人」ということになります。 そして、私たちの本来の住処は霊界で、地上界には一時の訓練のために何回か来ているだけです。 地上界での訓練が終わった後、地上界での訓練の成果によって、霊界での住処の段階が決まります。 たくさんある霊界の仕組みの中から、今申し上げたほんの一部だけでも地球上の人類全員が理解したとすれば、やはり、戦争と飢餓はなくなるでしょう。 だって、 生命は地上界だけで終わりではなく、霊界が本来の住処で地上界は訓練のために一時来ているだけで、その評価によって、霊界での居場所が決まっていくのですから。 そして 戦争を起こすような物質優先主義と利己主義で地上界を過ごすとせっかく手にしたお金も権力も手放すことになり、霊界では苦しみを味わうことになります。 そのことがわかっていたら、お金儲けや地位や権力の維持のなどの自分だけのための利己的なことはしなくなるかもしれません。 シルバーバーチは何回も言っている大事なことは、「良心に従う」ということです。 何かを決断する時、行動する時、良心に従った動機かどうかをいつも自分に問いかける事だと言っています。 良心は神が与えてくれた正しい判断をする装置です。 シルバーバーチは自分の言葉でさえ、鵜呑みせずに良心に従って判断してほしいと言っています。 今の世界は物質性がどんどん強くなり、「良心」という装置が少し 弱くなっているのかもしれません。
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