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永遠の成長の法則


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「人生は死後もなお続くのです。


永遠に続くのです。


その永遠の旅路の中で人間は内在している能力、地上で発揮し得なかった才能を発揮するチャンスが与えられ、同時に又、愚かにも摂理を無視し他人への迷惑も考えずに横柄に生きた人間には、その悪業の償いをするチャンスが与えられます。」


『シルバー・バーチの霊訓 (十二)』

(近藤千雄訳編)


 「永遠という概念」これ理解できますか。


 私は限りある命を生きていると長い間思っていたので「永遠」の理解が難しいです。


 永遠に成長するって、どういうこと、そう思いますよね。


 霊界人は霊的成長が何より願っていることでこれを「霊的本能」と言っても、いいのかもしれません。


 ですから、果てしなく続く永遠の霊的成長の旅路がうれしくて、うれしくてたまらない気持ちなのでしょう。


 今の私のようにうんざりはしていないのだろうなと思います。


 シルバーバーチでも、なぜ、永遠の成長が必要なのか、わからないそうです。


 私が「永遠の概念」が分からなくても当然ですね。


 「永遠」という概念はさておき、霊的成長をしていきたいという気持ちは現段階の私でも理解できます。


 でも、霊的成長がしたい、したい、と強く思いすぎると、そこには、「利己的」な香りが出てきそうな感じがします。


 難しいですね。


 人のための利他的行為は霊的成長にとって良い行為なのですが、


「霊的成長がしたいので、人のためになる利他的行為をしました」となると、違うなあという感じがしますね。


 霊的成長など意識せず、純粋に人のための利他的行為を行い、結果として霊的成長になっていたというのが、良さそうな感じです。


 行為は「動機」が一番大切なので、困っているあの人を助けたいだけという動機で気が付くと助けていたという風になればいいですね。


 「霊的成長」は地上人、霊界人の全てにかかわってくることです。


 守護霊は地上人が霊的成長をするためにいろいろな導きをしますし、守護霊もその行為によって、守護霊自身も霊的成長をします。


 地上人に対する守護霊の導き方ですが、地上人の霊的成長を阻害するような導き方はしてはいけません。


 霊界人のヒエラルキー(階層)がはっきりしているのは、上下関係を決めることより大切な理由があり、それは上の階層の霊は下の階層の霊の仕事を絶対しないようにするためです。


 上の階層の霊は下の階層の霊の仕事を簡単にできてしまいますが、それをすると下の霊の霊的成長を阻害してしまうからです。


 霊界のヒエラルキーは霊界人たちの霊的成長の機会を奪わないようにするためにできているのです。


 霊界では霊的成長ができるようにいろいろな仕組みがあるようです。


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